謎のモダン館中短編集 「影武者修行 他2篇」

不思議な感覚が蘇るとはこのことか。

 それにしても、連勤マジでヤバイ、連休もまじでヤバイ。
・・・とにかく、今日が何曜日か忘れてしまった。
というかなぁ、演劇の仕事をするためにハンバーグ工場の仕事の
有給をとることがものすごくややこしいことになってしまっている。

 ややこしいことになってしまっているから
仕事の取りまとめをしているところでは
あっちを削って、こっちは残してという作業をやっているから
ものすごく申し訳ない気持ちだ。
うまく調整がついて、演劇の仕事でも収入ができたらいいのだが、
それは自分「だけ」の望みであって、周りは「社会人」として云々と。
この落とし所を考えなければ。

『影武者修行』

 ここ数年、心の奥底に「引っかかっている」ものがある。
「正義」って、一体全体何なんだろう?
というか「正義の見方」というアホが「行儀悪い」とかいうものだから
正直、頭にきた、言葉自体もえらく汚くて、まるで自分の庭に猫の死骸を
投げ込まれた気持ちってこういうものなのか、えらい嫌がらせだな。
そんなことを感じながら本編に入る。

 「あなたの意思でここに来た」かぁ。
けれども、当の本人は「連れて来られた」と思っている。
ここからしても、「感覚のズレ」というものがものすごい。

 なんか「彼」の「身代わり」をやってほしいとのこと。
マッスル・タイガー?プロレスラーか。
そういう話、「アグネス仮面」という漫画で一度読んだわ。
がだ、追えば追うほど不気味な感覚にハマり込んでいく。

 「人生を捨てる」とか「記憶を消去する」とか
なんか穏やかではない、さらには「戦う相手」なんて言われた暁には
なにを一体どうしたらいいのか迷ってしまう。
さらには「予防正義」なんてことばが出てくるとどうしようもなくなる。

 これらのどうしようもなさを「いち記号」として一度受け入れてみると
今の世の中の物騒さ加減がこのお話の肝なのだな。
なんていうか、わたしと感覚が異なっている「異者」を
「やっつけなければ、やられる」という風潮が目立つよね。
これらの「連鎖」によって不幸な人が生まれているのもまた事実。
なんか、正気の沙汰じゃないよな。

 殺人やら、放火やら、高額宝くじの当選、しかも身銭切っていないという
「正気の沙汰ではない」出来事が次々連なって「悪い」と「良い」の境界線が
薄皮一枚でたわんたわんと揺らぎ、この揺らぎの末に生まれたものが
実は「復讐」という行為だったのかもしれない。

 こういうことに「至った」瞬間、わたしの脳裏にある画が浮かんだ。
・・・雨降る中、わたしは立っていた。
そばには誰かが倒れている、わたしの手にはど(以下略。
この画を頭に思い浮かべる瞬間はいつも「異者によって行く手を阻まれている」
そのさまをじっと我慢している、そんなことを感じていたら鳥肌立った。

『囚われのアスラン』
 意外性、とはこのことか。
スーパーマーケットのバックヤードで男が縛られている、
そこからなんか一筋縄ではいかない作りだ。
シリアスなところとコメディ、というか大ボケの組み合わせが絶妙。

 こういう「スーパーマーケットでの押し問答」は
自分もはつかいち演劇大学の「セリフを書いてみる」というセッションで
レジ前での押し問答として書いたことがあって、この「書いたこと」を
踏まえながら見てみると、自分、まだまだだなと。
特に「山と谷」がきちんと出来ていたらこんなに面白くなるのか。

 自分の書いたものにきちんと「山と谷」ができているだろうか?
そんなことを考えてしまった見後感。

『キャンドルが消えるまでは』
 なんかごゆい、ものすごくごゆい。
「うんちく」というもので「場」というものが結構持つものだ、という発見。
彼女のお誕生日、特別注文のバースデーケーキを前にして
今、ここで繰り広げられる状況に相応しくない「うんちく」がこれでもか、と
速射砲のように打ち込まれていく、それもかなり大げさに。

 「なぜ、仏教では洋ろうそくより和ろうそくのほうがいいのか」とか、
蝋燭の炎が持つ効能だとか、あなたはろうそく業界の人ですか、
といわんばかりのことばの雨あられ。
あふれんばかりの「会社愛」というか「業界愛」はよくわかる。
けれども、ひとつ間違えると「変態道」を極めてしまい、
周りの人がドン引きしてしまう、ここが弱点だな、気をつけなければ。 
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