Hall Brothers 「かなしいしあわせ」

淡々とした「日常」にある「諦念」と「綻び」。

 「ことば」のひとつひとつが鋭くて、心に突き刺さる。

 あたらしいシーズンが始まった。
火曜は「紺屋夜会」と言って、「紺屋2025」という「アートの屋台村」で
年に一度の「オープンデイ」、1000円のチケットを買って、
ワインを飲みながら近況報告やら、情報交換、その中ですんごい人とも
話し、というかパス回しができて何より。

 水曜は久しぶりのホークス戦をドームで見る。
・・・あまりにもグダグダで、ヌメヌメとしていて、
しかも「いつも私達をせせら笑っている連中」にやられて
負けちまったものだから頭にきたが、必死でこらえる。
そして木曜から金曜、ここに来て、見るまで考え続けていた。

 こうしてわたしは演劇を見て、書いていることで
演劇とその周辺にいる人たちを「励ましている」ことに
なっている「らしい」、故に、最近その「成果」というものをちらほらと
演劇「以外」の場所で見て、感じることが多くなった。

 けれどもなぁ、そうやって「ことば」を書いているわたしの「現実」は
いったいぜんたいどうなっている、と周りを見渡してみたら、嫌になる。
なんか、働いても、働いても、ずるくて汚い人たちにいろいろなものを
奪われて、時間と労働力は磨り減り、ギャラもまだまだ安すぎる。

 故に、これからわたしがやること、いろんなことを固めてしまうには
いい時間帯だ、とたくさんのところを回る必要性が出てきた。

 ・・・年度末の「なんだかんだ」を抱えてハコに向かう。
これ、楽屋内に調理の出来る場所や冷凍冷蔵庫があれば
「なんだかんだ」が詰まった箱を「差し入れ」として渡せるのだが。
シゲキバはそうできない模様なので一度預けて中に入る。

 うひょっ、「カフェ」そのものの空間に客席をしつらえて、という
表演空間だよ、客のいる方に「海が見える」というわけか。
なんか、はいる前、はぎわらが「お手紙」の件でなんだかんだ
言うてたが、むしろこっちが恒例の「直筆」がなかった分
えらく心配したのですよ。

 深いソファと浅いソファ、ナチュラルな食卓セット、
ナチュラルなカウンター、最近、西区はそういうおしゃれなところが
ものすごく多くなった、正直、福岡市内、どこに住めばいい塩梅なのか
わけがわからない、「あの問題」があるからなお余計に。

  「開店前」というか、「開演前」の「日常」から三々五々
「非日常」へと集っていく様を眺めているともう本編。

 まあ、このカンパニーがずっと前にやった「65%悲劇」という戯曲を
現在の「劇団的状況」だとか、「社会情勢」などを加味して
「新たに書きなおした」とは幸田さん、言っているが見方の角度
次第によっては「裏の物語」と見ることもできる造り。

 まあ、いろいろな「恋愛」の形があって、「結婚」の形もある。
それとは逆の「別れる」というか、「ほころび」の形も存在する。
これらを全部まとめて、生まれて生きて死ぬ、という
「生活」がそれぞれ存在する。

 ただひとつ、わたしはわたしを「生きる」ことしかできない。
この「わたし」が周りから見て悲劇的で、悲惨で、滑稽で
あったとしてもその「わたし」を生きるしかない。

 やりたいことを「あきらめている」ように見えて
日常の「誰にでもできること」から積み重ね、
「諦めることをやめる」ことからやりたいことに
再びつながるのかもしれないよね。

 ・・・ということが「わたし」を苦しめているんだよな。
「わたし」を生きるって、フルパワー仕様でいくことが
「当たり前」という風潮に「洗脳」させられているのかもしれない。
その「洗脳」を前提に「人生の多様化」といわれているから
なんか言葉に出来ない「違和感」というものが常に残る。

 今回はその「違和感」というものをキッチリ「形」にして
もしかしたら、「幸せ」は何らかの「悲しみ」とセットなのかも。
故に、100%「やりたいように」できることはない。
そういうことを受け入れて、初めて上の段階へと
向かうことができるのだろう。
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