劇団goto 「情熱パウダー」

鎮魂のために何かをする。

 ユニット・ラビッツのアフタートークやら、いろんな人との
お話とか情報交換をすっ飛ばしてトイレに行き、われらが愛媛が
諫早で「変な負け方」をやらかして、「誰がいったいアホなのか」という
「不毛な論争」をわたしの中でやらかして、そのやらかしと
「ハイパー・トランス」状態が重なって、エレベーターに思わず
腹を立ててしまった。

 そういう変な状態を引っ張って久しぶりのぽんプラザへ移動。
「指定管理者」が交代して初めて行く。
2階のオフィス部分をすっ飛ばしてホールに向かう。
・・・ロビーに掛かってある時計とあと、ジュースの自動販売機が
コカコーラからヤクルト・キリンに変わっていた。
うーん、ミネラルウォーターがないのはちとしんどいな。

 というか、この「変化の流れ」にいつの間にか
わたしも巻き込まれていたのか、「小さな戦争」が福岡の演劇業界、
特にわたしのあずかり知らないところで起こっていて、気がつけば
その「流れ弾」を喰らって、何かしら血を流していたのかもしれない。

 うん、正直、人と人とがそれぞれの「生き方」のテーマの違い、
あるいは「背景としているもの」の違いによって激しくぶつかり合うと
ハンパねぇな、ついでに血を見ることが多々あるんだな、と。
 
 その「血を見る」状況下で、ごとーかおるは九州戯曲賞を取った。
取ったおかげかもしれないが、彼女のことば、そして「身体言語」
それぞれがより一層切れ味を増している。

 ・・・それにしても、美味そうなカレー屋だ。
この後、飛行機で関空に行かなければいけない、
その前に博多駅でご飯を食べてから移動する、
故にどこで何を食べようか迷ってしまうではないか。 
てか、お腹が空きすぎてたまらない。

 お話の肝はとある街のとあるカレー屋さんの「細腕繁盛記」。
いつものように野菜を刻み、スパイスを炒め、だしを取り、
カレーのルーを作り、ご飯を炊き、お客さんを待つ。

 そんな単純な出来事を何故か「取りつかれた」ようにやっている。
いったいぜんたいどうしたんだろう、そんなことを思わず考えてしまう。

 物語が進むに連れてリアルの部分と、「だったらいいのにな」という
願望の部分、「見てはいけない、と目を塞いでいる」部分、
目を塞いでしまったから起こってしまった「わたしは一体何してる」と
いう「自らを責める」部分、が同時に動いている、継ぎ目なく。

 ・・・なるほど、交通事故で家族全員死んじゃって、
ひとりだけ「生き残った」、そういうことだったのか。
その「背負っている」無念があまりにもでかすぎて、
この無念を振り払うためにカレーを作り、たくさんのお客さんに
食べてもらう、その「鎮魂の儀式」を10年も続けてきたのか。

 その「儀式」の中でいろいろな苦くて辛い出来事が
混ざって、そして苦さやからさを長い時間寝かして、慣らしてみたら
不思議な、それでいて深い味わいの「スパイス」になっていた。
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