万能グローブガラパゴスダイナモス 「ガラ博」(その四)

一味変わった恋愛祭


 うーん、あれっ、なんか消えていたのか、見失ったのか。
結果、土曜日の分を先にスカウティングレポートあげちまった。
さて、本題に入ろうか。
・・・ポップコーンではなく、天ぷら。
最近、スナック菓子食べる気がしなくなったし、ジュースも飲めなくなった。
がだ、休みの前の日になるとビールのたぐいが飲みたくなるのですよ。
食べながら、飲みながら、また他愛ないおはなし。
怯えることもなく、苛立つこともなく、ゆっくりできるのはいいことだ。


(阿部組)
 一目見ると「優柔不断な男とはっきりした女」の別れ話。
なんか、「優柔不断」って、「言い訳の天才」とも言い換えが効くのだろうか、と
ふと考える、その文脈で言えばこの男、言い訳が下手くそやなぁ。
「言い訳は所詮言い訳」なんてことを考えていると、
「ご先祖様」が唐突な形で登場してお話を引っ掻き回す。

 その感じが歌舞伎の要素、特に近松門左衛門と坂田藤十郎の掛けあわせが
程よく効いて、「埋もれた演目」にこういうのがあるのかなぁと思わせる出来。
歌舞伎で、いちどそういうものを見てみたくなってしまったじゃないか。
というか、松野尾がこんなに「喋り芸」がうまいから、このうまさに
阿部のホンが効いているからこう感じてしまうのだろうか?

 ここにプロレスのハンデ戦が入って来て、「浮気は家系」とか、
実は大きな事故で頭打ってしまって感覚が入れ替わったとか、
いろいろな「隠し味」が効いていて、引き出しの多さに驚かされる。

 こうして徹底的にふざけておきながら、「命の不思議さ」と
「何かを活かすために喜んで自らを捨てる」から「喜捨」なのだ、
そして人は生きている存在とつながっているだけでなく、
過去の「魂」とも繋がって生きている、魂がなくなれば
生きられないから、つないでほしい、つないでくれ、という
願いを込めて魂を与える。

 阿部の演者としての持ち味である「不思議な変態加減」が
不快感を感じず、むしろスパイスとして効いているのは
ある意味、「筋」が通っているからだ、と納得する。
にしても、よこやま、みょうにうつくしくなりやがるなぁ、おい。

(元一組)
 まあ、ガラパ以外でも前衛的な演劇を繰り広げているせいか、
手慣れた形でセッティングしているよ。
なんて言うか椎木さんがウィスキーの瓶を持ちながらつなぎの前説をしている。
ここから「車の鍵、よこせ」と「自然な形」で物語の世界に入っていく。

 ガランとした場所で今流行のユーストリームをやっているが徐々に
不思議な怖い世界が迫ってくる、ヒタヒタと来る不気味さをもって。
今までのこう言った「不気味さ」というのは「出し手」から「受け手」の
一方通行だったけれど、いまはインターネットという
「文明の利器」によって、「出し手」と「受け手」の関係が
「お互いに」、「出して、受けて」をひたすらに繰り返す。

 ぞわざわとラブホテルでの様子が入って来て、セックス、
「性的な目覚め」、その性的な展開が近親相姦なのか、
頭の中謎だらけで不思議な感じに襲われる。
・・・まあ、何かの形で「許されない恋愛」をしていたのだろう。
その「恋愛」を「壊すため」に・・・なのか。
この「許されない恋愛」とその顛末を薄皮一枚で見せた感じ。

 これ、飛ぶ劇寺田さんのやってるブロックが旗揚げで演った
演目より戦慄感がえげつない作りになっている。
「ブロック」はそれなりに間口を広くした作りになっているから
「好き嫌い」がそうは分かれないようになっている。
 がだ、これは心のなかの変なスイッチが入って来てとんでもないことになりそう。
そういう「とんでもない」ことを面白がれる人もいるが、拒絶する人もかなりいる。
この「好き嫌い」が元でいろんなことが起こってた、うん。
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