バカボンド座 「花と猿」

「永久エネルギー」の無駄さ加減。

 ここ数週間大変だった。
「これから」をめぐるもやもやがひどくなりすぎて、
人生なにもかもうっちゃってやろう、と思ったが
のっぴきならない状況になると
案外、物事がすんなり動くものなんだな。

 たまたま、そういう日が重なって、「始まり」が始まった。
まずは、「第一段階」の設定。
削り込むところは削りこむ、されど、思案は続く。
今後、どう付き合うことになるのか、野放図ができない。
まあ、話し合って決めるしかない。

 ある程度話し合って、行橋から高松、そして大阪に行く
日程、というか旅の中で考えよう、自分の中のことを。

 そんなことを感じていたらお盆の空気が板の上に存在している。
このお盆の空気の中で客入れ音としてラジオやラップが効いていて、
さらには前説がコム・デ・ギャルソン系の落語、ぶっこんできやがる。

 エグい空気をひと通り作り上げたところで、
ウータンクランらしきものを出囃子にして演者ひととおり登場。

 どうやら、むかしからある大きな家の結納の席。
男は軽いのか、重いのか、よく分からない知的障害があり、
女はかなり美しいがどこか自閉症気味、ここに女主人と
下男がエロ落語のように絡んできてさらにえげつない。

 物語のこういった基本線に東村アキコの
「メロポンだし!」という漫画が持っている、
「おしゃれな基地外」という空気感、
同じ作者の「主に泣いてます。」の持つ
「霧のような悲しみ」という空気感とやりとりのテンポ・リズム。

 この空気感、テンポリズムの中、なかがわとじじの
すんげぇ美人ふたりが変態と正気、さらには狂気の狭間を
「濃く」やっているからえげつなく、たまらない。
ぶっ飛びすぎて、もう笑うしかない。
・・・ああ、みやむらじじはただかおりを結構骨太にした美人だな。
時折椎名林檎のような激しさも見せているし。

 ぶっ飛びすぎたところにこのお家が「セックス」というものを
利用した「永久エネルギー」を研究しすぎて、財産も何もなくした
というさらなる狂気が重なって、「生」じゃなかった、「性」の持つ
因業具合がすべからく絡みに絡んで「頭がいいやつ」ほど
心を「削って」しまいがちなんだよな、と気がついてしまう。

 ・・・すべてを肯定することができればなんとかるのだが。
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