福岡県大学合同公演「エゴ・サーチ」

心がマジでいたくなるわ、これ。

 ぽんプラザホールがああいうことになったので、
今回からゆめアール大橋の「小さい方」に表演空間と
客席をしつらえて公演を打つ趣向。

 これから演るは鴻上尚史戯曲なのに、この場を流れる
空気、というか、雰囲気は平田オリザと青年団、という
とても、とても、不思議な感覚。

 ここに辿り着く前、わたし、というものが「マイナスの場所」に
居続けている現実があり、せめて「プラマイゼロの場所」に移りたい。
お互いがお互いの足を引っ張らない、汚い言葉を無闇矢鱈に使わない、
隠しごとなく、言いたいことを素直に話す場所ではなく、全て真逆で
とにかく、吐きそうな場所に居続けて、性も根も尽き果てた。

  これから、どういう「関係」というものを作ればいいのか、
正直、わからなくなってきた、まずは懸念点を洗い出す。

 こういうことをつらつらと考えていると、もう本編ですか。
南のところの海と空しかない本当に小さな島。
この島の小中学校の門の前で野球をすることが
それもヒールを履いたまま白球を追いかけることがなんともシュール。

 このシュールさに両性具有を持ったキジムナーが絡んできて
物語にいつの間にか見手を引きずり込んでいく。

 さて、状況はとある都会、作家と編集者の打ち合わせに
急展開で戻って、というか変化している。
・・・なんか、言葉を絞り出すのに一苦労で心が折れそうに、
というかもう心が折れてしまっているところに「わたしでないわたし」が
ネットで「生きていた」、そこに驚く。

 そしてネットというものをうまく使えば、技量の良し悪しにかかわらず
「有名になる」という夢はかろうじて叶えることができる。
・・・要するに、「セルフ・ブランディング」の良し悪しが
元々ある、技量とか才能を凌駕する可能性もある、ということ。

 がだ、「セルフ・ブランディング」の裏で自分の力を付ける作業、
俗に言う「ネタの仕込み」を怠ってしまえば
永遠に「セルフ・ブランディング」というものに頼らなくてはいけない。
・・・わたしの人生を「他者に委ねて、金をもらう」ということかもしれない。

 こういう葛藤に、「ある過去の出来事」ががっちり重なって、
徐々に「居心地」が悪くなる、というか、怖くなってくる。

 実は、みんな、知り合いで、休みもろくにない労働環境で、
チーム、というか男女関係のなんがかんだで取り返しの付かないことに
なって、それをどう償っていくか、そのためにネットを使った。

 これって、なんかものすごく怖いことかもしれない。

 そして、若さゆえのえげつなさ、というか
「納得して言葉を編み上げる」ため、
「意識に鍵をかける」ことをやめるために、
みんな一番最初の島に戻り、どーんと大きな花火(ライブ)を
ぶちあげ、止まっていた小説を書き始める。

 ・・・にしてもなぁ、今年の合同公演、1・2年生が中心と言ってたが、
例の九州戯曲賞を取った九大の奴がいない、どういうふうに
九大演劇部は奴を使っていくのだろうか、気になる。
スポンサーサイト
プロフィール

itumo25254you

Author:itumo25254you
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR