劇団Hall Brothers 「家中の栗」

「世の中」って、所詮「成功者」の偏狭すぎる
「エゴイズム」でしか動いていない。


 それにしても、「労働パターン」が変化していることに気が付かず、
日曜が休み、というか空いていたことに気が付かなかった。
いつものようにハンバーグ工場で働いていたら土曜に
北芸の「アリスのお茶会」から新幹線に乗って17時の回に
無理やり間に合わせようとしていたが、そんなことしなくて良くなった。

 けれども、そうなった大元が「見えない障害」というものを
抱えているがゆえに感じてしまう「生きにくさ」というものが
重なりに重なって、何とかしようとして普通より無理に無理を重ね、
無理という「労力」の割には稔りが少なく、現実に対し嫌な思いをして
さらに無理をして、結果無理に無理が膨らんでどうしょうもなくなった、
そういうことを考えると、なんか考えてしまう。

 それにしても、なんだか「おしゃれ」過ぎる表演空間やな。
バーカウンターのとなりには琉球畳、子供のおもちゃがそこかしこに。

 この「セカンドハウス」で繰り広げられるは、「家族」という集団で
いちばんできの悪い「存在」が「ご期待通り」に「しくじって」、
また実家に戻ってきて、その「処遇」をどうするか、
夜に「家族会議」を開く前の所謂「欠席裁判」を時間帯と
面子を変えて、3回行う、という趣向。

 だとしたら、この家族、なにかおかしい。
部屋のどこかかしこにアルコールの類いがごろごろ転がっている。
「ほんま、みんな、飲み助やね」となにもないときはワハハと
笑って済ませることができる。

 がだ、ひとり、というか、ふたり、さらにはさんにんの「今後」を
どうしていくか、下手すると生き死にに関わる大事なことを
考えるためには「リスク」というものを在るように掴み、
認識した上で、「まとも」なというか「現実的」な
判断をし、処置を高じなければいけない。

 なのに、アルコールを摂取することで脳みその感覚が緩んで、
「リスク」に対する考察、現状に対する認識が普通より狂ってしまい、
さらには、各々が心に「隠し持っている」本音がよりむき出しになってくる。

 「むき出しになった本音」って、かなり怖い。
そこに居るひとすべてが「ある意味」成功、というものを手に入れている。
だからこそ、この「手にいれている」成功に対する「方法論」に
とても、とても、すごいこだわりを持っている。

 これが「マイルール」というものの正体であり、
「根性論」というものの根拠は「圧倒的すぎる」ほどの成功体験、
その二つを不運にも持ち合わせていない人間にはとても暴力的。

 さらには、「家族の絆」だとか「自己責任」という偏狭なエゴイズムが
「常識」だとか「分をわきまえる」に代表される「美辞麗句」に化けて、
「家族というもの」が「皆を癒す」場ではなく「だれかを責める」
真っ赤に炭火が燃えている囲炉裏となって、ここに長男夫婦という「栗」が
今、ここに飛び込もうとして居る。

 真っ赤に炭火が燃えているなかに硬く殻を閉ざした「栗」が飛び込むと、
どうなるか、わかるよな?
この「三つ」の「話し合い擬き」で繰り広げられたあることないことという
「高熱」によって「栗」は「爆発」するよね?

 「栗」が爆発することによって、「成功者のエゴイズム」が
実は「現状がものすごく苦しくなっている」ということを隠し、
「本当に立ち向かわなければいけないこと」や「本質」から逃げる
「隠れ蓑」になっていることを明らかにする。
「だろう」という言葉はあえて、使わないでおこう。

 「隠れ蓑」によってこの場にいる皆は同じくらいの
苦しみを抱えるのかもしれない。

 だからこそ弁護士やさまざまな社会支援という
「第三者の援助」が必要になってくるのかもしれない。
・・・この「家」が閉じているからこそ。
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