非・売れ線系ビーナス 「そう遠くない」

「多くの議論」は「ひとつの現実」の前では、とても敵わない。

 宿の中、もんもんもんとして、朝ごはんを食べるタイミングをしくじり、
料理が出てくるタイミングに少し苛立ち、大急ぎで食べて
大急ぎで宿を出て、交通センターに向かい、熊本から長崎行きの
バスのチケットを戻して、福岡からの長崎行き高速バスの手配をし、
前もって確保していた帰りのチケットを出して、福岡行き高速バスに
乗ろうとするが、時刻間違えのミスに気が付き、正しい時刻に変更して
ようやらやっと高速バスに乗る。

 ・・・新幹線ができたせいか、水前寺、益城、特に合志方面から
客がぞろぞろぞろと乗り、なんかきっついなぁ。
きっつい中、天神にたどり着き、西鉄電車に乗ってタブレット開くと
ある方面から昨日のdengekiについて、「助けて」コールが入る。
それを受けてレポートの内容をほんの少しだけ書いてお出しする。

 ゆえに歩いて、家に帰ると、誰もいなかった。
浴室乾燥機だけがウンウン唸っていて、とりあえず洗濯ものを
出して、汗を拭いて、パソコン立ち上げてデータを移して、
ご飯を作って、食べて薬を飲む、2時間ばかり寝て、
再び天神、そして長崎へ向かう。

 大雨、というか、なんというか、天神辺りがひどく混んでいて、
渡辺通を南へ向かい、清水の交差点を曲がると半道橋、
そこから都市高速に乗って、九州道、いつの間にか暗闇になり、
気がつけばもう長崎。
用事をして、バスで宝町のポケットシアターへ。

 炭酸水飲んで、雑談して、中に入ると、
いつものように、いつもの「喫茶店」が「ぎゅっ」と詰まっている。
初演のとき、よくものを見ていなかったせいか、
壁に「野間大池の会」のポスターを初めて見つける。

 そういえば、初演のときは「歴史的な経緯」がよくつかめず、
「恋するマリールー」を見て、ようやらやっと
「ひとつの流れ」を掴んだ、ということに気がつく。
気がつくと、前説を兼ねた物語のさわりのさわりが。
勧められるがままにチラシの束の中にある茶封筒を
手に取り、その中にある「野間大池の会会報」を見る。

 さて、このお話の肝は「福岡」対「博多」の内戦に
那珂川町と佐賀県がちょっかいをかける、という構図。
まずは市町村制度ができる時に「福岡市」にするか、
「博多市」にするか、という問題を「後ろについている方々」が
ややこしいことにして、結果血を見ることに。

 これが「糸島地震」の救助・支援問題を引き金に、
「平和火事」という「仕掛け」が煽りに煽って、
佐賀というか、「筑後」の財力を背景にした那珂川が
油山を攻め落とした、そして占領。

 この占領状態を打開するため、「野間大池の会」が結成され、
解放運動が始まり、政令指定都市になって南区は返還された。
しかし、油山には基地は残り、各区には「自衛組」と呼ばれる
半官半民の軍事組織が組織され、「血のどんたく」や
「マリールー」に代表される「爆破テロ」にまで
問題が先鋭、陰湿化している。
そして、「ロビタ」と呼ばれるヒューマノイドロボット誕生。

 ・・・それから30年のちのお話がこれから始まる。 

 ふう、前置きが長くなっちまったい。
がだ、この「戦争」の「コンビニエンス化」を語らずして
このお話は語れない訳で。

「戦争のコンビニエンス化」というものは、あなたが今、ここで息を
している時、その近くで誰かが「殺され、傷ついている」、
故にあなたもいつか、どこかで「殺され、傷ついてしまう」のかもしれない。
そういう「綱渡り」の日常を知らないうちに生きている。

 さらには「電子マネー払いによるポイントバック」などにより、
知らない間に二重三重の「監視」を受けては居るが
日々、たんたんと生きている人々がそこにいた。

 「問題」から30年以上経過すると、いろんなことが「本当」から
かけ離れて、なにか違う「問題」へと変質してしまうのかもしれない。
「デモ」は「オナニー」ではなかろうか、という疑問や
「選挙」は「投票する」ことに意義があるのではなく、
「棄権する」ことに意義がある、という異議。
「活動」が何かを「伝える」ものではなく、
「出会いの場」になっている、という希薄化。

 それでも現実は「ハラッサー」による嫌がらせや、
「ハラッサー」から進化した「レイパー」や「サディスト」に
よる精神的、肉体的な「侵略」はより激しさを増し、
これらの被害によって苦しんでいる人は更に増え、
「ハラッサー」は当然のことながら「レイパー」や
「サディスト」は「強いもの」に守られているから
反省する気もなければ、罪を背負う気もない。

 そういう現実の前では、性善説だとか、性悪説だとか、
革命がどうのこうの、だとか、議論しても虚しいよな。
ああ、これが「離間戦略」というものに繋がるのか。
そして、「離間戦略」というものによって、社会と
民主主義が壊れてしまったのか。

 このことを亀田一郎の孫娘は喫茶店のカウンターから
ずっと見ていたのかもしれない、中立・人道的な立場として。
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