ノコリジルモ 「タカシ」

ものごっつう、フリーダム。 


 それにしても、グダグダしているなぁ。
グダグダしているから、前に手配したり、予約した
ありとあらゆる事を「断った」事があまりにも多すぎた。
こうして、私はこの場所にいる。
・・・コントロールを突然失い、ものすごく大変。

 それにしてもこのカンパニーはえらくおとなになった。
アンケート用紙にメルアドだけしか記入欄がなかったものが
今回は住所の記入欄がある、空間も目線のストレスがない。
客入れ音や空気の感じは1970年大阪万国博覧会、
そこからベタベタに甘いガールズ・フレンチ調が混ざっている。

 そんな中で、自分の名前は「たかし」だったのかもしれない。
という何やかにやをじわりじわりと思い出し、このことが「ボタンの掛け違え」の
始まりになっているのかな、なんてことまで考えこんでしまっていると、もう本編だ。

 ある場所で、四人の女が一人の男を待っている。
シュールでサイケな女、少女の空気感を持ち続けている女、
「冷たい美しさ」を持つ女、わんぱくな女、それぞれが持つ「本音」という
「色気」をチラチラと見せていって、「あの人は、わたしのもの」とアピールしてはいる。
がだ、この「してはいる。」というものがくまがいのそうびしている
一筋縄じゃいかないところ。

 ・・・どうやら、この男、一年おきに「生活を共にする女」という存在を
取り替えて、乗り換えているらしく、ちょうどひとサイクル終わったところらしい。
で、次、「ローテーション」を続けるのか、否か、続けるとしたらだれからはじめるのか、
まとまらない話し合いが始まった。

 なんでまとまらないか、それは簡単、「エゴ」という「エネルギー」を
どう処理するか、を考えきれていない、からさ。
生活レベル、及び恋愛レベルの向上によって「エゴ」と「欲望」は
青天井に膨れ上がってしまう。
膨れ上がれば上がるほど「欲望」と「エゴ」は存在と存在の間を窮屈にする。
この窮屈な状態を何とかするために行う行動が「競争」というのもなのかもしれない。

 「恋愛における競争」とは「忠誠」のレベルを「争う」ことなのかもしれない。
どれだけ「媚びる」ことができるか、どれだけ「AからC」が上手にできるか、
そんなことを争っている、そんな感じ。

 ・・・うーん、そこを褒めてほしい、というところには同意できないや。
忠誠を争うことなんて全然期待していない、それよりも何よりも、
そういうところ以外にもっとよい所があるでしょう、そこを見せなくて、どうするよ。
こういうやり方で「愛」というものを伝えているのかもしれない。
存在せずに存在する、というかたちで。

 そういうお話をリズムの良さとくまがいの持ち味である
「文選に対するセンス」のよさで十分に見せた。
課題の「語尾をキッチリする」ところも客演のみねおさんや
立石さんという力のあるプレイヤーが入ることでなめらかに、
より良くなっている。

 美しい女の人をみる、という眼福。
というか、それぞれのムーブマイムが「猫」の感じになっていて
実は公園の猫がある飼い主を「待っている」ことにも見えてしまうけれど。
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