万能グローブ ガラパゴスダイナモス「月ろけっと」@福岡

「ああ、お前は一体何をやってきたんだい?」
「そして、お前は一体何をやらなかったんだい?」
 
 あたらしいがらぱは、どこかてごわいぞ。

 ガラパの演劇スタイル・システムは実際に当たったり・当てたり、
捕まったり、捕まえられたり、押したり、押されたりなどの他に
身体の圧だけを相手に「残す」フィジカルコンタクトを使い、
ラグビーボール状になっている「扱い方によっては不規則に弾む」言葉を
つないでいくことで局面を作って、積み重ねる「コメディ」なのだ。

 某地方局の企画で、この演劇スタイル・システムを
デルモーズにいる男の子の手引で、7にんせいだんじょこんごうふっとぼーるの
「ふくおかだいひょう」はしもとまい「せんしゅ」(とあえて呼ばせてくれ)が
「体験する」趣向をたまたまみることになったのだが、「せんしゅ」だから、
この場にハマっているよ。

 更にいうと、かのじょの「きほんとくせい」が「ぺねとれいと(とっぱ)」がうまい、
しかも「軽い」ではなく「重い」ぺねとれいとをもちあじにしているので、
ものがたりの「すいしんりょく」が結構重く、力強い。

 いりを「おもく」みせることでうまれる「すいしんりょく」もありなのかな。

 そういうことはさておき、今回はこの「基礎・基盤」に「運と欲」、
そして「寿命」とは何か、「時間」とは何か、ということを我々に問いかけている
ゲーテの長編小説、というか戯曲の「ファウスト」を元ネタに使い、
ここに「テラスハウス」やらに代表される「リアリティ系ドキュメント番組」を枠組みで、
オチは漢文の「一炊の夢」を仕込んだら、「コメディ」という枠を軽く飛び越えた、
壮絶な演劇に化けてしまった。

 「業」と「欲」が深ければ、夢は叶うと、誰かが言った。
・・・けれども、人間は夢をかなえるために何を「喰いつぶす」のか?
「運」というか、「時間」、それも限りのある「持ち」時間。
この喰い潰す様を表に出した、「どうでもいいこと」からじわじわと
「欲」を叶えさせて、本当に叶えたい「欲」を徐々に見せていく。

 さらに「学問」やら「技術」、もっと言えば「才能」というものを
得るのも、ある意味、「環境」や「人間関係」、などと言った
「偶然」に左右されて、この偶然にたまたま恵まれたのか、
そうでなかったのか、どっちかだった。

 ・・・結局、わたしは限りある「時間」をどのように使ったのか、
その成果が「いま」だったのかもしれない。

 熊本よりもよりシェイプしていたから、こういうふうに物語がわかりやすくなっている。
わかりやすくなっているから、人間関係を始めとした「知的な迷路」にはまり込んでしまい、
また見たくなる、まるで麻薬のような演劇だ。
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