劇団 短距離男道ミサイル「走れタカシ~僕が福島まで走った理由〜」

抱えていない人なんて、誰も居ない。

 去年の「枝光まちなか文化祭」、いろんなことがあって、顔は出していないぞ、おいおいと
まずは最初に言ってみる。

 それなのに、ちょんさんが過不足なく「いまのわたし」を紹介したことが
不思議に納得した、というか、なんというか。
「いままでのわたし」だったらなんか、色々余計なことを言って、えらいことになっていたよな。

  まあ、東北からすごいものが来る、という話は聞いた。
一番最初は熊本健軍の花習舎でみようか、と思ったが、ガラパの秋シリーズと
重なって、日程調整が難しい、と考えていたところに枝光、終わって広島に
行く用事も十分に果たせる。

 そんなことを考え、処理しながら表演空間を見て驚いた。
凄くコンパクトな「走れメロス」じゃないか。
そして赤い何かで隠されていたものは・・・ルームランナーだった!

 ルームランナーで走る前に枝光の八幡様から商店街を抜けて、
アイアンシアターにたどり着くまでひと走り、それをフェイス・ブックライブで
生中継、という「つかみ」をした先に見せたものは「走れメロス」という
古典を「リアル」と「フィクション」の間を進み行く「新しい物語」として再編成したものだった。

 「友を売れば自らが助かる」と「友を助ければ自らが危ない」の
究極の二者択一、それでも自らの何かを「貫くため」にただ走る。
鉄砲水で道が壊れても、山賊に襲われても、身体が疲弊していても、
友との約束、そして自らの誇りと譲れないものを守るために走る。

 この「走る」が3.11で福島の今まで住んでいた所を無理やり追い出されても、
社会というものから「望まれている人材」になることができていなかったり、
多かれ少なかれ、「生き辛さ」という苛立ちを抱えて生きている。

 反面、そういうところから離れている「楽ばかりしているひと」もいるけれど。

 けれども、演劇が「生き辛さ」という苛立ちを抱えて生きている人の
「拠り所」になっているし、その他、たくさんの拠り所という「生きる道」が
あって、助けたり、助けられて生きているのかもしれない。
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