ブロック 「ハハ。」


なんかよぉ、切ねぇわ。


 てな具合に泣いている。
本当はこの演目を見学したのち、北九州空港まで行って
スカイマークの羽田深夜便に乗り、羽田空港の中にある
簡易ホテルを実地見分して、それからパルコの野郎版露出狂、
アゴラでの笑いの内閣、泊まって成田から飛行機で福岡、
その足でぽんプラザでアマヤドリ、天神でフーズ、という日程。

 日程をあらかた固めて、手配したあとに人生の転機が
ぞくぞくぞくとやってきて、心が痛くて、しんどい。
これが「得体のしれない不安」というやつなのか?

 というわけで、変なタイミングであちこちにキャンセルの連絡を入れて、
ブロックと、アマヤドリ、フーズにまで日程を整理整頓すると
だいぶ落ち着いて、落ち着いたところにハンバーグ工場の
「あなたと会社の理念をすりあわせて見ませんか」というか、
社会保険に加入していたら、来い、という案内が。
整理整頓した日程にピタリと入る丁度いいサイズ。

 前置きはそれくらいにして、住所とスマートフォンさえあれば、
大概の場所は迷わずたどり着けるやね、という発見をしながら
ハコのある場所にたどり着く。

 寺田さん、今回も表演空間から色々と「工夫」を仕掛けてくるなぁ。
うーん、「股」というかあれは「膣」だよ、と軽く空間にボケをかましてみる。
シュール、というか、なんというかものごっついわ。
ついでにエロビデオ屋、というかエロを生業とする
空間独特の匂いまできちんと再現されている。
この空間と匂いにわたしの心はくすぐられ、良からぬことを考えてしまう。
・・・ああ、やりたい、早急に「やりたいリスト」というものを作りたくなってきた。

 そんなことをうだうだと考えていたら、前説が無表情な感じであって、
「個性的な美しさ」というやつを見せつけながら本編が始まる。

 グルグル廻り、というか、モッシュ感がなんとも言えず、
加えて、飛ぶ劇特有の「耳に対する感性」の良さを十分に生かした導入部。
精子は語る、から不妊治療に取り組んでいる夫婦、
その兄弟夫婦らしきもの、という存在を通して、
いろいろな男と女の関係を見せていき、これから生まれ出る双子の物語が
これらの関係に絡んできて、さらには「福知山線の事故」を連想させる出来事が
挟まってきて、「突然消える」ということがあるから、人生の油断や隙の無さがじわりと。

 死んだら、一体どうなるのだろう?
わたしという肉体は消滅するのはわかっている。
病気で死ぬにしても、事故で、あるいは天変地異で死ぬにしても。
問題は、わたしという魂はどこへ生き、どのように成るのか、がわからない。
なんか、どっかで聞いたのだが、寿命を全うしたら魂は次に進み、
事故やらなにやらで寿命が全うできなければ魂は石となって
二度と次に進むことができず、その場所に「怨念」となって……らしい。

 いろんな「生きる」や、いろんな「生まれる」、さらにはいろんな「死ぬ」を
こういうふうにこれでもか、これでもか、と見せつけられるとざわざわするのです。
なんつーか、男の弱さと女の強さを寺田さんがうまく女に「化けて」、
半ばヤケクソ気味にMetisだったっけ、「母賛歌」を歌って見せていると余計に。

 いつの間にか、もう少し自分自身とその周りを
大事にしなければいけないな、と考えている自分自身がいて。
けれど、現実は憎たらしい存在に対して
安易に「事故で死んでくれたらいいのに」てなことを
平気で考えている、実際にそうなってしまったら、
かなり大変なことになる、というのに。
斯様に人の機微、というものはややこしい。

 このややこしさを抱えて小倉魚町の魚民で、食って、飲む。
モバイルクーポン見せているのに、割引にならなかったことに
若干の怒りを抱えつつ家に帰る。
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