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万能グローブ ガラパゴスダイナモス 第25回公演「溺れるクジラ」

現代版「吾輩は猫である」

 しいきっつあんが「ももち浜ストア」に、ぶっきーがその裏の「今日感モーニング」に
まとまった日数露出することになって、もう半年だよ。
じぶんは朝9時前までラジコで広島RCCの「平成ラヂオバラエティ 午前さまさま」の
フリートーク(月曜日は安仁屋宗八氏、火曜日から金曜日は横山雄二AN)を聞いてから
「アサデス。」とあわせてポチポチ見ている現状。

 というか、こういう塩梅で露出が増えて、徐々に知られる様になっても、
世の中の「可処分所得」が年を追うごとに乗の速さで減少していると(個人の見解だが)
「新規客候補」を集めることが大変だ。
サンフレッチェの年間会員新規開拓キャンペーン、先着500名様にクリアファイルプレゼント、
11月頭から募集開始、一年以上ブランク有りも資格ありと来れば、
12月15日の締切を待たずに枠が普通は埋まるもの。(個人の見解だが)

 けれども、締切間近になんとなく入っても、プレゼントをもらえるくらい
現実は新規客獲得500人が難しくなってきた。
ガラパのように努力しても、なかなかうまくいかない。
ましてや、前作から徐々に作劇の方向性を変えていく「挑戦」を始めたからなおさら。

 それはさておき、ガラパの「新しい挑戦」が今回は薄っすらと見えてきた。
今回の空間のしつらえはどこか海辺にあるゲストハウスという「現代版木賃宿」の
共有部分、置かれている調度は若者たち、という感じで結構おしゃれ。

 おしゃれなんだけれど、同質で同類、おまけに均質で、ひたすらまっ平らに
均されている「閉じた空間」が持つ空気が開演前から感じることができた。
・・・更に、始まると驚いた!

 ガラパの持ち味は板の上に男性と女性半々、もしくは一人多いか少ないかで
物語を回していく「システム」だったけれど、今回は板の上に女性多めで、
「女性を軸にして物語を回していく、男性はそのサポートや狂言回し、道化に徹する」
という「システム」で、舞台装置の「仕掛け」に頼らず、生身のからだと、こころを使って
「人間が抱えているままならなさ」をどう処理するのか、わからないことをコメディとして見せた。

 「人生のままならなさ」を感じなければ、生きていることが楽しくなるのかもしれない。
その裏にある、数多くの恨みや悲しみや屍に目を向けようとする気がない、ともいう。

 逆に、「人生のままならなさ」をどう処理するのかわからなくなると「怯え」が生まれて、
「わたし」そのものが「存在していいんだよ」と思ってくれる存在が見えない、
そもそも「存在していいんだよ」と思ってくれる存在がいるのかどうかすらもわからず、
向き合う相手を間違えて、別のことでどうにかしようと「逃げる」ように・・・。

 逃げて、揺蕩う場所があのゲストハウスだったのか!!
人生を揺蕩うように逃げてしまったら、人生の認知に歪みを生じさせてしまう。
その歪みを「なかったこと」にして、新しく生き直す、あるいは歪みをあえて作って、
成功へと導く。

 どっちにせよ「生き(行き)違い・すれ違い・勘違い」というものが
歪みと逃げと揺蕩いによって生まれてしまうと、死へと真っ逆さまに落ちちゃうよ。
ということを明治時代に感じて、小説にしたのが夏目漱石か?

 だから、杉山のひでさんがやった役が「吾輩は猫である」の猫で、
最後のところもほぼほぼおんなじだ!

 わからないことが糾弾されてしまと、わからないことでもわかったふりをして生きてしまう。
わからないことをわからない、と素直に言えるようになりたいな。
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itumo25254you

Author:itumo25254you
演劇を見て、感じて考えて書いていきます。
ひとつの言葉が次につながるきっかけになりますように。

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