14+ 「ザ・ゾンビーズ ライジング」

もう、「世界」は壊れているのか。 


ゾンビもの、といえば最近、週刊モーニングという漫画雑誌をよく読むが
その連載ラインナップに「就職難!ゾンビ取りガール」(福満よしゆき作)と
いうのがあって、この漫画、今までにないスピード感なのですよ。
なんて言うか、作者の持ち味が妙にぬめっとするところがあって、
そこに緩急が付くとかなりのえげつなさを表現できるのか。
早く続きを読みたいぞ。

 そんなことはさておいて、正直、なにが正しく、なにが間違っているのか、わからない。
わからないからいまは「世も末」なのだろう。
そういうカオスの中に私たちは生きている。

 「馬鹿である」、、「馬鹿になる」
 「考える」、「考えない」、「考え過ぎる」
世の中、そんな言葉が飛び交ってはいるが、
そうであることやそうでないことの「境界線」はいったいぜんたい、何なんだろう?

 この境界線がものすごく曖昧になっているから、
ゾンビという「生きてて、死んでいる」状態にある存在が仰山いるんやな、
まあ、自分以外の誰かによっていいなり、というか操られていたら
「生きていて、死んでいる」状態になりやすいことがよくわかる。

 そんな人達に襲われたらひとたまりもなくゾンビになってしまう。
自覚、というものが全くないままに。
「私」というものを保つためにはゾンビからとにかく逃げなければいけない。
としたら「私」というものを保つためにはどうすればいいんだ?
もしかしたら、組織の中で歯車となって生きていくことは一体どうなんだ?

 ヘタすると「自発的な妥協」というものがゾンビへの入り口になっているのか?
就職やら、将来のことを考えて「行動」しろ、「行動」できない奴は馬鹿だ、屑だ、と言って
罵る輩がいるが、それって、「ゾンビになりな、楽になるぜ」と言ってることとおんなじだよな。

 そういうことが「学校」という「社会の縮図」を使ってうまく見せている。
この時代は「公平であるが故の不自由」と「不公平であるが故の自由」でできていて、
これら二つの落差から生まれる「人の弱さ」というものを巧みに使って支配されている、という発見。

 支配者の仕事って、ゆうこと聞いてくれるゾンビたちに対して
「仕事」や「役割」を与えることなんだよな。
この「仕事」や「役割」を「作る」ために「現実」を都合のいいように
「作り変えている」ことがわかれば、いま「グローバル化」なんて色々言ってるけれど、
本質は「全世界ゾンビ化」と言い換えられるのでは、と思わせる見後感。 

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テーマ : 演劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

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